This post is for the project members. In what follows I explain how to edit this website.

GitHub Pages

GitHub はバージョン管理システム git を利用してレポジトリをホストするサービスを提供しています。主な用途はプログラムのソースコードの管理ですが、最近は、言語資源の公開 (e.g., https://github.com/clld/, https://github.com/autotyp) にも使われています。本プロジェクトの成果としてデータを公開する際は、GitHub を使うと良いのではないかと思います。

いまのところ無料プランを使っています。無料プランではすべて公開状態になるので、未 (非) 公開データは置けません。

GitHub Pages は GitHub のレポジトリをウェブサイトとして変換するサービスです。本プロジェクトの場合、レポジトリは https://github.com/fijigis/fijigis.github.io です。こちらを編集して少し待つとそれが https://fijigis.github.io/ に反映されるようになっています。

編集は organization ‘fijigis’ のメンバのみ可能です。メンバになるには、GitHub のアカウントを作成し、アカウント名を村脇に伝えてください。

上で述べた通り、ウェブサイトもバージョン管理システム git で管理されています。何か失敗した場合でも、以前のバージョンに差し戻せます。ちょっととっつきにくい MediaWiki (Wikipedia 等を管理に利用されているソフト) のようなものです。

git の典型的な使い方としては、自分のマシンにローカルなコピー (clone) を作って編集し、その結果を GitHub に送る (push) ことが想定されています。実際、テンプレート等の編集の試行錯誤をオンラインで行うのは煩雑なので、村脇はローカルなコピーを作ってそこで実験しています。ただ、これはセットアップがちょっと大変なのでおすすめしません。

テンプレート等はいじらない、コンテンツに特化した編集であれば、オンラインで行うのが手っ取り早いと思います。このあと説明するように、レポジトリのページから直接編集できます。

Jekyll

編集方法の説明の前に、基本的な構成を簡単に説明します。

このウェブサイトは、というよりもほとんどの GitHub Pages のサイトは、Jekyll というソフトウェアで運用されています。Jekyll はブログ風の静的ウェブページを生成するソフトウェアです。

ウェブサイトの構成要素には、様々なページで共通するテンプレート的な部分と、個別ページに載せるコンテンツ部分があります。繰り返し操作を人間が行うのは、怠惰を美徳とするプログラマの価値観に反するので、ソフトウェアに任せます。Jekyll は、テンプレート的なファイルとコンテンツのファイルを統合することで、静的なウェブページを生成します。

レポジトリで管理されているのは、生成前の生データです。ファイルは大きく4種類に分類できます。

  • テンプレート系の管理ファイル
  • 通常のファイル名の記事 (e.g., About)
  • 日付で管理されるブログ風記事 (e.g., このページ)
  • 画像などの非テキストデータ

テンプレート系の管理ファイル

ちょっとややこしいので村脇に相談ください。

日英 parallel をどう実現するかあたりが要相談事項でしょうか。

通常のファイル名の記事

恒常的なページは / 直下に foo.md という形式のファイル名で置きます (ファイルが増えてきたらサブディレクトリを作っても良いかもしれませんが)。

新しいファイルを作るには、レポジトリの Create new file ボタンをクリックします。次に、遷移した先で Name your file… に適当な名前を入力します。Edit new file にコンテンツを入力し、Preview で表示を確認します。よければページ下部の Commit new file ボタンを押して確定させます。

既存のファイルを編集する場合は、レポジトリで当該ファイルをクリックし、遷移先で Edit this file の鉛筆アイコンをクリックします。遷移先の Edit file で編集し、Preview changes で表示を確認したのち、よければページ下部の Commit changes ボタンを押して確定させます。

ファイルの先頭には以下のようにメタ情報 (Front Matter) を書きます。

---
layout: page
title: About
permalink: /about/
---

layout: page はお約束。title はページタイトルを指定します。permalink は URL を指定します。この場合、このページの URL は https://fijigis.github.io/about/ になります。

メタ情報に続いてコンテンツを書きます。フォーマッティングには Markdown 記法が使われています。詳しくは Markdown Cheatsheet を参照ください。

作ったページをテンプレートのヘッダに載せるには、_config.yml の header_pages: 以下に追加します。詳しくは村脇にご相談ください。

日付で管理されるブログ風記事

イベントの案内等は、/_post/ ディレクトリに YYYY-MM-DD-title.md という形式でファイルを置きます。対応する記事の URL は https://fijigis.github.io/category/YYYY/MM/DD/title.html になります。

新しいファイルを追加する場合は、上記のように Create new file ボタンを押します。

ファイルの先頭のメタ情報 (Front Matter) は以下のような感じです。

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layout: post
author: MURAWAKI Yugo
title:  "Test"
date:   2020-02-04 18:25:44 +0900
categories: test
---

画像などの非テキストデータ

画像などは /_assets/ ディレクトリに置きます。ファイルが増えてきたらサブディレクトリを作っても良いかもしれません。

Upload files ボタンを押し、遷移先でアップロードするファイルを追加していき、最後に Commit changes ボタンを押します。

アップロードしたファイルは https://fijigis.github.io/assets/ 以下からアクセスできます。アンダースコアなしです。

ページに画像を貼るには以下のようにします。

![ヘッダ画像](/assets/header.jpg)

実例: ヘッダ画像